5月15日(木)
レポートより先にSSを書き上げてどうすんだ、という話だが。真面目に読みたい人は長門有希の黒歴史を先に読んでおくよーに。でも所々本編準拠だけど。
「キョン、よろしくね」
キョンを好きな気持ちは誰にも負けないと思っていた。でも遅すぎたのだ。その感情、自分の素直な気持ちに気付いた時には、もうあたしの入り込める隙間はなくなっていたし、何より――キョンを好きなのと同じくらい、あたしは有希が好きなのだ。
「じゃっ!」
有希に声をかけて部室を出る。全力でここから逃げ出してしまいたい自分を必死に押さえ込み、なんとか平静を装いながら。
キョンと有希はまだ付き合ってはいないみたいだけど、そばから見た2人は嫉妬してしまうほど、羨ましいほど、そして見ているこっちが温かくなってしまうほどに幸せそうだった。きっとお似合いのカップルになれる。あたしよりも、ずっとお似合いのカップルに。
涙が止まらない。まだ気持ちの整理は付いていない。
でもあたしはあの2人を応援したい。あたしには見せてくれない、キョンにしか見せない有希の笑顔。それはとても愛おしいものだから。
なら今日は目一杯泣こう。悲しみ、怒り、妬み、そんな感情を全て涙で洗い流せるように。
今日は目一杯泣こう。明日、2人を笑顔で祝福できるように。
いつもの駅前、いつものSOS団、いつもの不思議探索。ただみくるちゃんは鶴屋さんとの先約があったから、今ここに集まっているのは4人だけだけど。
「……本当にこの組分けでよろしいのですか?」
いいのよ古泉君、たまにはくじじゃなく団長自らの采配に任せなさい。
「しかしだなハルヒ、これはあまりにも」
うるさいわね、早く行きなさいよバカキョン! だいたいこの組分けは午前中だけよ、午後はちゃんとくじで決めるんだから。どうせアンタの貧運じゃ有希と2人っきりなんて無理でしょ。午前中だけでも楽しんできなさい!
「……ごめんなさい」
……別に、有希が謝る必要はないわ。これはあたしのワガママだもの。それにね、こういう時に謝るのは間違ってるわよ。有希に後ろめたいところなんてないんだもの。どうせなら「ありがとう」って言ってほしいわ。
僅かに頷いた有希の表情は、いくらか柔らかくなった。うん、それでいいのよ。せっかくの休日に無理言って来てもらってるんだもの、これくらいはさせてちょうだい。
「じゃあ午前中は……そうね、あたしと古泉君は駅の南側に行ってみるから、キョンと有希には北側をお願いするわ」
以前なら言っていた「これはデートじゃないんだから勘違いしないように」の一言は、もう封印してしまおう。これぐらいの後押しなら、してあげてもいいわよね。
「11時半にこの場所に集合ね。遅刻は厳禁よ。各自、出発!」
全てを受け止められたわけじゃない。今だって、有希の手を引いて歩き去っていくキョンの後ろ姿が涙でぼやけて見える。あたしは一体どうしたらいいのか、いくつもの感情が溢れ出してしまいそう。有希に向けられるキョンの優しさを無理矢理奪い取ってしまいたい、そんなことすら考えている。
ああ、それでもあたしは負けを認めざるを得ない。キョンも有希も、もう少し人目を気にしてほしいものね。恥ずかしそうにはにかみ合いながら、手を繋いで歩く初々しいカップル。そんな幸せそうな姿を見せられてしまったら、あたしの毒気も抜けてしまう。
話は簡単だ。あたしはキョンが好きで、有希も好き。そして2人のことが大好き。ただそれだけのこと。なら、あたしのすべきことは1つだけ。
「涼宮さん、大丈夫ですか?」
後ろから古泉君の声がかかる。あたし、もしかして心配されてるのかしら。
今のあたしは泣いてはいるけど、肩を震わせているわけでも呼吸を乱しているわけでもない。古泉君はずっとあたしの後ろにいたから、あたしの涙が見えているはずもない。それなのに慰めの言葉をかけてくれるということは。なんだ、やっぱりキョン以外にはバレてたのね。
「うん、ごめんね古泉君。でももう大丈夫だから」
それは嘘。キョンと有希を応援してあげよう、そう覚悟を決めたはずだったのに、今もまだ涙を流しているのだから。
2人の幸せを見守っていたい、2人を幸せにしてあげたい。その想いは確かにある。だけど失恋のショックというものは、考えていた以上に残酷で、凄惨で。2人を笑顔で見送ることすらさせてくれない。
それでも。両の目から溢れる雫の量は、あの日に比べればだいぶ少なくなった。
この悲しみを癒すなんて、容易いことではないだろう。でもいつまでも泣いているわけにはいかない。だって、そんなのはあたしらしくない。過去を悔いている暇があったら、未来に向かって歩き出すべきなのだ。
いつかキョンに告白してやろう。アンタのことがずっと好きだったって。そして思いっ切りフラれてやろう。そうすればこんなモヤモヤ、どこかに吹き飛んでしまう。今はまだ、そんな勇気はないけれど。いつの日にか、2人を本当の笑顔で送り出せるように。
でもそんなこと、本当にできるだろうか。いや、できるかどうかなんて考える必要はない。だってできないはずがないんだもの。何故ならば!
「さあ古泉君、今日も張り切っていくわよ!」
あたしの名は涼宮ハルヒ。SOS団の団長なのだから。
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長キョンが成立する前提は古ハルという俺の信念の下、古ハルSSを書こうとしたのだが。前半部分で力尽きた。言語化できたのは受信した電波の4割くらいだな。だからまだ古ハルの気配すらないよね。でもここまででも区切りがいいし、いいやこれで。長キョンも佐々キョンも好きだけど、ハルヒはキョンの嫁。そんな葛藤、ジレンマを打ち破るにはこういう方向しかないと思うんだ。
でもやっぱり俺の文章は変な癖があるな。表現の仕方に「自分の型」があるというか。ハルヒ調というかラノベ調というか、よく見るSSのような語り方はまるで書けん。まあそこまで気にしなくてもいいよね。好きなように出来るのが2次創作なんだから。
そういえば高1の頃から書き物は書いてたが、それなりのカタチにまで持ってこれたのはこれが初めてかもしれん。ムネヒロ、K・ジトダ、オレガン2回、Fate、ハルヒ、エヴァ……幾度もの挑戦全てで挫折してたからな。これは進歩かもしれん。もう精神力が磨り減って書く気にならないけど。
鶴屋さんと俺の涼子が出てこないのは俺の力量不足です。朝比奈さんが出てこないのは仕様です。
最後の「何故ならば!」には「安西先生……トップ2が見たいです……」という感情が込められているわけではありません。
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歌詞のシンクロ率が異常な件について。
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喜多村英梨 Wikipedia
BLOOD+(音無小夜)
アイドルマスター XENOGLOSSIA(菊地真)
こどものじかん(九重りん)
瀬戸の花嫁 (不知火明乃)
みなみけ(内田ユカ)
役の傾向がまるで分からん人だな。瀬戸花のキャラソンは人気が高かったようだが。
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たまには手放しで喜びたいものなのだが。
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ドアラばっか目立たせてなるものか。
好投続ける押本 ヤクルト
松岡健一 11試合、16イニング、防御率0.56
押本健彦 19試合、19イニング、防御率0.00
林昌勇 15試合、15イニング、防御率0.60
これで五十嵐がいれば……
ヤクルトが鎌田を登録、高井を抹消
高井雄平 1試合、0.2イニング、防御率13.50、与四球2、被本塁打1
お前は何をしたかったのかと小一時間。
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むしろドミンゴがローテに入ってることが驚きだ。
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